冴島薫のブログ

塾講師です。

メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#39 / 文の構造を考える

9ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」

のバックナンバーをお届けします。

 

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■今日の問題

英文のカッコ内にあてはまる語として
適切なものを、ア~エの中から答えなさい。

(  ) was his eloquence that everybody was moved to tears.

ア Such
イ Hardly
ウ What
エ When

(注:eloquence 雄弁な)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■答え

ア Such


■解説

とりあえず、空欄の周りについて考えてみます。


この文のV、つまり主語は何でしょうか?

…最初のwas、カッコの直後に出てくるwasです
(後のwasを主語とすると、おかしなことになるのは確認してみてください)

選択肢を1つ1つ見ていきましょう。
WhatやWhenがおかしいのはわかるでしょうか?
どちらも疑問文になってしまいます。
となると、文末に?がないといけませんよね?

Hardlyだとどうでしょうか
倒置の文だなと気づくと思います。

「Hardly was his eloquence that everybody was moved to tears.」
これが倒置される前の文はどうなるでしょうか?

本来の主語がhis eloquenceになりそうですね。
「His eloquence was hardly that everybody was moved to tears.」
といった所でしょうか。

しかしこの形だとどういう訳になるでしょうか。
hardlyのあとに何か形容詞があれば訳せそうですが。。。

というわけで答えはアとなります。


(訳:彼はとても雄弁だったので、誰もが感動して涙を流した。)


■編集後記

問題は少しいつもより難しめ、
解説はいつもよりテキトー度が増していますww

「~ is such that…」がどのような意味になるかは
ぜひご自分で調べてみて下さい。

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