センター試験 本試験 2019 英語 第2問A
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説を書きました。
以下のリンクから、ご覧ください。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問10
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問10
The police officer asked the witness ( A ) the situation as ( B ) as possible.
① A : describing B : accurate
② A : describing B : accurately
③ A : to describe B : accurate
④ A : to describe B : accurately
【答え】④ A : to describe B : accurately
【解説】
Aの空欄は、その前のaskという動詞に気付けるかどうかが大事です。(というか気づけるようにはしてくださいね。。。)
「ask + A + to~」で「Aにto以下を要求する」という語の知識があれば、to describeが選べますね。
いわゆる「語法」の知識で最頻出と言っていいくらいのものです。
Bは2つのasに挟まれています。possibleがあることも考慮すると、「できるだけ~に」という意味を作ればいいとわかりますね。
とは言え、どちらを入れればいいかを迷った人は多いと思います。「2つのasの間には、形容詞や副詞が入る」という知識だけだと、絞れませんよね。
ここは、こう考えてみましょう。
例えば、「He is old」という文があって、これに「Tomと同じくらいoldである」という意味を付け加えたい時には
He is as old as Tom. としますよね?
このように、もともとどんな形だったかを考えるのが大事です。
今回の場合「できるだけ~」を入れる前の文はどうなっていたでしょう?
・The police officer asked the witness to describe the situation accurate.
・The police officer asked the witness to describe the situation accurately.
のどちらでしょうか?
下の文ですよね? よって、Bにはaccuratelyが入ります。
(訳 : 警察官は目撃者にできるだけ正確に状況を述べることを要求した)
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Bの空欄は慌てるとaccurateを選びがちです。
ここで大事になってくるのは「常日頃から文の構造を意識して学習しているか」です。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問9
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ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問9
( A ) is no ( B ) the increase in traffic on this highway during holidays.
① A : It B : avoid
② A : It B : avoiding
③ A : There B : avoid
④ A : There B : avoiding
【答え】④ A : There B : avoiding
【解説】
まず、Bの空欄からいきましょう。
空欄の前にnoがありますね。noは名詞の前につけて「少しも(名詞)がない」という意味を作ります。
動詞の原形であるavoidではなくて、動名詞であるavoidingが入ります。
Aの空欄はどうでしょうか?
Itを選んだ人も多いかもしれませんが、例えば形式主語や強調構文ではないかと考えた時に、「あれ?それだと文の構造がうまく説明できない。。。」ということに気付けるかは大事です。
Thereを入れれば、the increaseを避けることはできないと意味になりますね。
(訳 : 休日の間、高速道路の交通量が増えるのは避けられない)
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文法の知識を持ち、文の構造をしっかり見る癖がついていれば解ける問題です。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問8
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ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問8
I was ( A ) when I watched the completely ( B ) ending of the movie.
① A : shocked B : surprised
② A : shocked B : surprising
③ A : shocking B : surprised
④ A : shocking B : surprising
【答え】② A : shocked B : surprising
【解説】
日本語にすると、下の訳のようになりますが、それに引きずられて選択肢を選んでしまうと間違えてしまいます。
今回の問題、多くの受験生は「見たことがある」問題だと感じたと思います。
動詞の現在分詞や過去分詞の形が形容詞になっているものが選択肢に並んでいますね。
「現在分詞の形なのか?過去分詞の形なのか? 」は次のようにして判断します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
その形容詞が修飾する(詳しく説明する)名詞が
・「心を動かす側」だったら現在分詞の形
・「心を動かされる側」だったら過去分詞の形
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
多くの参考書に書いてあるように、「人を主語にとる時は過去分詞」でもいいわけですが、上のように覚えておくとより忘れにくいようです。
今回の問題は、
・Aの空欄は主語は「I」、つまり、「心を動かされる側」なので過去分詞の形を
・Bの空欄が説明しているのは「ending of the movie」、つまり「心を動かす側」なので現在分詞の形を入れます。
(訳 : 私が極めて衝撃的なその映画のエンディングを見た時、私はショックを受けた)
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10問の中で、一番とり逃してほしくない問題です。もちろん、以後受ける私大や国公立の試験でも問われることがあるので、しっかり復習しましょう。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問7
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センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問7
Text messaging has become a common ( ) of communication between individuals.
① mean
② meaning
③ means
④ meant
【答え】③ means
【解説】
「mean」と聞くと、まず何をイメージするでしょうか?
・「意味する」を意味する動詞
・「意味」を意味する名詞
という人が多いと思います。
しかし、ここで忘れないでほしいのは、「means」という語の存在です。
「means」は、「手段・方法」を意味する単複同形の名詞なんです。
「by no means」「by all means」などの熟語は、meansを「手段」と捉えると「決して~ない」「ぜひとも」という意味が覚えやすいのではないでしょうか?
今回の問題も「手段」を意味するmeansを入れると良さそうですね。
(訳 : テキストによるメッセージは、個人間のコミュニケ―ションにおける一般的な手段になった)
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もちろん、meanの複数形だったり、三単現のsがついていたりすることもあります。
しかし、meansを見たら、まず「手段」を思い浮かべてください。
皆さんの使っている単語帳は、この辺りのことがしっかり分かりやすく書いてあるでしょうか?
まぁ単語帳によって色々だとは思いますが、例えば「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」では、しっかりと「means」を一項目として取り上げています。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問6
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センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問6
Write a list of everything you need for the camping trip. ( ), you might forget to buy some things.
① As a result
② In addition
③ Otherwise
④ Therefore
【答え】③ Otherwise
【解説】
空欄には、文と文とつなぐ接続詞が入ります。接続詞を選ぶときは、「前後の文を、丁寧に訳す」ことが重要です。
今回の場合は、
前) キャンプのためにあなたが必要とする全てのもののリストを書きなさい。
後) あなたはいくつかのものを買うことを忘れてしまうかもしれない。
「後」の方は、あきらかに「リストを書かなかったとき」を想定しているのがわかったでしょうか?
ここから、「そうでなければ」「さもなくば」を意味するotherwiseが入るとわかります。
ちなみに、
① As a result → 結果として
② In addition → さらに
④ Therefore → それ故に
ですね。
(訳 : キャンプのためにあなたが必要とする全てのもののリストを書きなさい。そうでなければ、あなたはいくつかのものを買うことを忘れてしまうかもしれない)
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後半部分にmightがあることも、ちょっとしたヒントになっていると見ることもできます。otherwiseは仮定法とともに使うことが多いですからね。
接続詞については、1年生で学習する人がほとんどです。しっかり正解したいですね。
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センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問5
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センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
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問5
It was impossible to ( ) everyone's demands about the new project.
① carry
② complete
③ hold
④ meet
【答え】④ meet
【解説】
meet the demandsで「要求を満たす」となります。
(訳 : 新しいプロジェクトについて、皆の要求を満たすのは不可能だ)
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熟語そのものを知らないと、なかなか選びづらかった問題だと思います。
多くの熟語帳や文法の問題集に載っている熟語です。受験本番までにしっかり覚えることの大切さを改めて感じられる問題ではないかと思います。
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