冴島薫のブログ

塾講師です。

メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#29 / marry その2

ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」

のバックナンバーをお届けします。

 

メールマガジンの登録はこちらから!

 

**********************************************************************************************

■今日の問題

次の文のカッコ内にあてはまる語として正しいものを
ア~エの中から選びなさい。

Tom asked me how long my parents (  ) married before they separeted.

ア have been
イ had been
ウ had gotten
エ were gotten

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■答え

イ had been


■解説

前回のメルマガに続き、
marryの使い方をやっていきます。

marryは他動詞なのですが
受動態で使うことができます。

受動態にしても訳す時は「結婚する」でOKです。
この辺りがmarryの変わったところかもしれません。

受動態にするとメリットがあります。
目的語を書かなくてよいのです。
つまり結婚相手を書かなくてよいことになります。


「受動態は目的語はいらない」というのはOKでしょうか。
例えば
「They broke this window.」を受動態にしたら
「This window was broken by them.」ですよね。
by~のカタマリは目的語にはならないので
他動詞であるbreak(broke)でも
目的語はいらないということになります。


さて、受動態はis marriedとなるわけですが、
使われるのは、isをgetに変えたget marriedです。
訳し方としては「結婚した、という状態を得る」
という感じでしょうか。
(実際の訳はもっとうまく表現を変えてくださいね。。。)


さて、今回の問題はどうでしょうか
カッコの後に結婚相手、つまり目的語がないので
受動態になります。
この時点でアとイとエに絞れますね。

今回はhow longという「期間の長さ」を表す表現の中に
カッコがあります。
自ずと「完了形」だということがわかります。

さらに、「before they separeted」つまり
「結婚した時点より前」と過去が基準になっているので
「過去完了形」を使うことがわかります。

よって答えはイ(had been)になります。


(訳:私の両親は離婚する前にどのくらいの間結婚していたかをトムは私にたずねた。)


■編集後記

今回はmarryについてわかってほしかったので
受動態や完了形の説明は最小限にとどめました。

分からない部分があった人は
受動態や完了形について
しっかり復習しておきましょう。

**********************************************************************************************

メールマガジンの登録はこちらから!