冴島薫のブログ

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メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#115 / 2018年 センター試験 第2問A Q9とQ10

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※ #111~#115は、2018年 大学入試センター試験の文法問題を取り上げました!

 ・Q1とQ2

 ・Q3とQ4

 ・Q5とQ6

 ・Q7とQ8

 ・Q9とQ10 ← この記事です。

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■今日の問題

次のカッコの中に入る語として適するものを
次のア~エの中から選びなさい。

Q9
It ( A ) be long ( B ) the plum blossoms come out.
They may even bloom this coming weekend.

ア A:should  B:before
イ A:should  B:enough
ウ A:shouldn't B:before
エ A:shouldn't B:enough


Q10
Melissa said she ( A ) rather go snow boarding next weekend
( B ) go ice-skating.

ア A:could B:than
イ A:could B:to
ウ A:would B:than
エ A:would B:to

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■答え

Q9
ウ A:shouldn't B:before

Q10
ウ A:would B:than


■解説

今週は2問ずつお送りしていきます!

(Q9)
Q10もそうですが、熟語として知っていればすぐに解ける
問題です。

ここでは、もし知らなかった時にどうするかを
お話していきたいと思います。

まず2文目を見ると、
梅の花(Theyが指すもの)は(早ければ)来たる週末にも咲きそうだ」と
いう内容であることがわかります。
「もうすぐ咲きそうなのかな?」と予測できますね。

次に空欄Bを見てみると、後が句(文の形)になっています。
ということは、接続詞が入るのではと予測できます。
ですので、beforeが入るとわかります。

before the plum blossoms come outで
梅の花が開く前」というカタマリを作ります。

さて「梅の花が開く前」がどうだと言えるのでしょうか?
…と考えてみてもいいのですが、
shouldかshouldn'tのどちらかが入るので
1つ1つ試してみましょう。

It shouldn't be long before ~だと
「~の前まで長くならないはずだ」なります。
Itはbefore以下を指しているんですね。

It shouldn be long before ~だと
「~の前まで長くなるはずだ」なります。

さて、梅の花はすぐに咲きそうだというのが
2文目からわかるので、
shouldn'tが入ることがわかります。


(Q10)
「would rather ~ than …」で、
「むしろ…よりは~したい」となります。
これは知っておいてほしい表現です。

今回の問題には直接関係しませんが、
would ratherの後には動詞の原形が来ます。
thanの後も同様です。
would ratherで、1つの助動詞のカタマリと覚えておくと
よいでしょう。

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