冴島薫のブログ

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メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#113 / 2018年 センター試験 第2問A Q5とQ6

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※ #111~#115は、2018年 大学入試センター試験の文法問題を取り上げました!

 ・Q1とQ2

 ・Q3とQ4

 ・Q5とQ6 ← この記事です。

 ・Q7とQ8

 ・Q9とQ10

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■今日の問題

次のカッコの中に入る語として適するものを
次のア~エの中から選びなさい。

Q5
Nicole (  ) novels for about seven years
when she won the national novel contest.

ア had been writing
イ has been writing
ウ has writing
エ is writing


Q6
Our boss was sick at home, so we did (  )
we thought was needed to finish the project.

ア how
イ that
ウ what
エ which

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■答え

Q5
ア had been writing

Q6
ウ what


■解説

今週は2問ずつお送りしていきます!

(Q5)
「when she won the national novel contest」は
「全国小説コンテストに勝った時」と
過去のある時点を表しています。

ここで、現在完了の表現を選ぶと、
「今」も含んだ表現になってしまいます。

そうすると自ずとアが正解なのではという
結論になるのではないかと思います。

過去完了は
「ある時点から過去のある時点」のことを表す表現です。

これを進行形と一緒に使うと
「(ある時点から)~し続けている」と
継続の意味であるということが明確になります。

コンテストに勝った時点で、
Nicoleは7年間小説を書き続けていたという
ことなんですね。


(Q6)

Our boss was sick at home, so we did (  )
we thought was needed to finish the project.

関係詞が選択肢にあります。
カッコの後の部分に"抜けているもの"があるので
どうやら本当に関係詞が入りそうですね。

thatやwhichは入らないということに
気づいたでしょうか?
どちらも先行詞が直前にある必要があります。
カッコの直前にはdidという動詞があるので
やはりthatやwhichが入らないですね。

今回はwhatが入ります。
関係代名詞のwhatには以下のような特徴がありましたね
・先行詞をとらない
・「~すること」「~するもの」というカタマリを作る

今回の場合は
what we thought was needed to finish the projectで
「私たちがプロジェクトを終わらせるのに
必要だと思っていること」
となります。

ちょっとわかりづらかった方は
we thoughtを抜いて考えてみてください。

what was needed to finish the project
ならば、どんな形のカタマリなのかがわかると
思います。

このように関係詞の中に
we thoughtやI thinkが入った形は文の構造を
見失いがちですが、
しっかりと捉えられるようにしましょう。

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