メルマガバックナンバー「高校受験に塾はいらない！ 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」#51 / 国語 故事成語
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■今日の問題(国語)
故事成語である「守株」の意味に最も近いものを
ア～オの中から選びなさい。
ア 役に立たない余計なもの
イ 仲の悪い者同士が、同じ場所や境遇にいること
ウ 詩歌や文章をよく練り直すこと
エ つじつまが合わないこと
オ 古い習慣にとらわれて、融通のきかないこと
■答え
オ 古い習慣にとらわれて、融通のきかないこと
■解説
あえて、あまり皆さんが知らないだろうなぁというものを
選びました。
守株は「株を守る」と書きます。
もっと具体的にいうと「木の切り株を見守る」ということです。
どんな故事(昔の出来事)から生まれたかというと…
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ある農民が森でこんな光景を見ました。
ウサギが走ってきて木の切り株に当たって死んだのです。
労せずして、ウサギを得ることができました。
その日以来、その農民は、
仕事もせず、ずっと切り株を見張りました。
当然、ウサギはとれません。
*****
このような故事から
「古い習慣にとらわれて、融通のきかないこと」という
意味の言葉が生まれたのです。
■編集後記
故事成語は、その言葉が生まれたきっかけとなった話も
セットで覚えておきましょう。
覚えやすいというのもありますし、
同時に漢文の文章に触れておくと、
入試の良い練習にもなりますよ！
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