冴島薫のブログ

塾講師です。

メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#32 / 分詞構文 慣用的なもの

ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」

のバックナンバーをお届けします。

 

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■今日の問題

次の文のカッコ内の動詞を正しい形にして
日本語の文に合う英文にしなさい。

「天気が良ければテニスをするつもりです。」

Wheather ( permit ) , we will play tennis.

(注) permit 許す、許可する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■答え

permitting


■解説

今回の Weather permitting のような
分詞構文を使った表現は多くあります。

熟語として丸暗記しようとすると大変です。

元々が分詞構文なのですから
どういう構造の分詞構文なのかを考えてみましょう。

分詞構文というのは、基本的には
「接続詞」と「主語」が省略されます。
ただ今回の場合は主語が省略されておらず
Weatherが主語として残っているんです。

ここで考えてほしいのが、
・Weather が permit する
・Weather が permit される
のかどちらでしょう。

これは少し迷ったかもしれませんが、
Weatherが「私たちがテニスをすること」を「許可する」
と解釈すると、
・Weather が permit する
ではないかと判断できます。

少なくともWeatherが何かを許可される、許してもらう
というわけではないですよね。

ですから、今回の答えもpermittingとなります。

この手の問題は大学受験で多く出てきます。

この考え方を覚えておけば、万が一忘れてしまっても
正解を導くことも可能です。
(もちろんしっかり覚えている方がbetterですが。。。)


■編集後記

これを見てみる方の中には
「あれ? Frankly speakingっておかしくない?」
と思ったかもしれません。

もう編集後記に入ってしまったのでw
簡単な説明にとどめておきますが

ここでは、本来記すべき「話している人」を表す主語が
例外的に省略されていると考えてください。

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