冴島薫のブログ

塾講師です。

メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#30 / 分詞構文の基礎

ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」

のバックナンバーをお届けします。

 

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■今日の問題

次の文のカッコ内にあてはまる語として正しいものを
ア~エの中から選びなさい。

(  ) from the plane, the islands were very beautiful.

ア Seeing
イ Seen
ウ To see
エ Having seen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■答え

イ Seen


■解説

選択肢を見ると「分詞構文では?」と気づいた人が
多かったと思います。

大事なのは、その後です。

分詞構文は色々は形がありますが、
基本となるのは、今回のように
・主語
・接続語
が省略された形です。

正しい動詞の形を見るには「省略された主語」が
何かを確かめることが必要です。

この省略された主語ですが、
探す方法はそれほど難しくありません。

要は、2回同じものが出てくることを防ぐために
省略されているんです。

分詞構文の場合は、
分詞構文ではない部分の主語と同じだから
省略されているんです。

ですから省略されている主語は
the islandsとなります。

空欄に使われている動詞はseeです。

ここで大事なのは
・the islands が seeする
・the islands が seeされる
のどちらが正しいかをキチンと判断することです。

島は見られる側ですから
・the islands が seeされる
が正しいですよね。

そのような意味を表すのは、
イのseenだけになります。


「あれ、エはダメなの?」と
思った人もいるかもしれません。

エは例えば「Having been seen」だったらOKです。

もし難しかったら
「省略できるのは『being』と『Having been』」
と覚えておくといいかもしれません。


(訳:飛行機から見ると、その島々はとても美しかった。)


■編集後記

分詞構文は長文でもよく出てきます。
まずは、文法の問題で、
文の構造をしっかり見られるようにしましょう。

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