冴島薫のブログ

塾講師です。

「勉強がしたい、でも集中力が続かない」そんな受験生の力になる「アイビー・リー・メソッド」をやってみた。

こんにちは。冴島薫です。

http://studyforjoy.com/aboutme

 

皆さんは、勉強のモチベーションを上げるために、何をしていますか?

 

例えば、TwitterなどのSNSで勉強垢を作って、勉強の様子を記録していくなんてことをしている人も多いですよね!

 

勉強というのは基本的には一人での戦いです。

友達や先生の力を借りるのは大事ですし、私も多くの受験生の力になりたいとは思いますが、最終的に“自分が”あらゆる問題を解けるようになることが絶対に必要です。

 

そして、そのためには、自分に与えられた時間をできる限り有効に使う必要があります。集中力を持って勉強する方法が必要なわけです。

 

 

そのために、非常に使える方法がアイビー・リー・メソッドなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アイビー・リー・メソッドとは

(ちょっとだけ話はそれますが・・・)

中学生、高校生の皆さんは、TODOリストって使ってますか?

「TODOリストって何?」とピンとこない人もいるかもしれませんが、

 要は「やることリスト」です。

 

アイビー・リー・メソッドはこのTODOリストを有効に使うための方法と言えるものです。

経営コンサルタントであったアイビー・リーがタイムマネジメントの方法として伝えたメソッドは以下の通りです。

 

アイビー・リー・メソッドの6つのステップ

 1 紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする

 2 その6項目に、重要だと思う順に①〜⑥まで番号を振る

 3 翌日、このメモの順番に従って(重要なものから順に)仕事をする

 4 もし全部出来なかったら悔やむことなくきっぱり忘れる

 5 その後、明日のための6つの項目を新しくメモ

 6 1~5を丁寧に繰り返す

 

以上です。こう書いてみると本当にシンプルですね。。。

 

しかし。

「問題を先送りにする癖がつかないか?」

「4をやれと言われても、そんなに簡単にできることなのか?」

などの謎が皆さんの心の中に残ると思います。

 

 実際の所、このアイビー・リー・メソッドを実行してみるとこれらの疑問は解消されることが多いです。

 ここでは、このメソッドを実行するメリットをご紹介していきましょう。

 

アイビー・リー・メソッドのメリット

メリット① - 選択肢が減り、心の迷いがなくなり疲れにくくなる

 ステップ2で優先順位を決めていますね。

 一日の初めは優先順位1位のものから取り掛かります。

 言い換えると、その時点で優先順位2位以下のものは気にしなくていいし、もちろんやらなくてもいいわけです。1つのことに自ずと集中できるわけです。

 これは実際にやってみるとわかるのですが、こうすることで頭の中がスッキリ整理されて、楽なスタンスで物事に臨むことができます。

 

メリット② - 「終わりの時間」が決めやすく、ストレスがたまりにくい

 ステップ4を改めて見てください。

 普通に考えたら、できなかったことが残るのは、まさに「残念なこと」であるはずです。

 しかし、アイビー・リー・メソッドでは「残す」ことを認めています。

 どういった経緯でこのルールが決められたかはわかりませんが、このルールがあることで、例えば「12時には寝よう」と思っていたらそれが十分に、確実に可能になります。

 やはり、「勉強に追われている」というのはストレスになりがちです。それがなくなるだけでも、アイビー・リー・メソッドに大きな価値があるとは思いませんか?

 

最後に

 ここまでアイビー・リー・メソッドを見てきました。

 私もこのメソッドを使ってみて、本当に1日1日の充実感が増したと感じています。

 受験生で「自分の勉強スタイルを見直したい」という人は是非試してみてください!