冴島薫のブログ

塾講師です。

「中学生なのに英語の辞書を持ってないの?」今すぐ用意すべき理由!&おすすめの辞書

こんにちは。冴島薫です。

http://studyforjoy.com/aboutme

 

私の今年度。高校生がメインで、中学生は個別で数人教えているという状況です。

 

高校生は、当たり前のように辞書を持っています。電子辞書です。

まぁ高校入学の時に教科書と同じ場所で販売されているので(私の地域では)、持っているのは普通と言えば普通だ。

 

 

しかし・・・

 

中学生は「持っていない」のです。

中学生は本当に辞書を持っていない。「ちょっと信じがたい」という人もいるでしょうが本当に持っていない。

国語辞典は小学生の時に買ったものがある人が多いが、英語の辞書(英和辞典、和英辞典)はほとんど持っていない

 

 

 その理由を聞いてみると、どうやら

教科書の巻末に単語のその意味が載っているかららしいのです。

教科書のミニ辞典のようなものですね。 

 

確かに、教科書に必ずくっついているので(当たり前か)、調べやすいし、その教科書の文に合った訳が見つかりやすいので、確かに便利です。

 

しかし、もちろんデメリット(よくない所)もあります。

 

今日は、そんなデメリットにも触れながら、中学生が英語の辞書を持つべき理由を説明していきます。

 

 

1. 教科書に載っている単語以外も調べられる、興味が持てる

 確かに「教科書の文が読めるようになる」ためには、教科書のミニ辞典で十分です。

しかし、それ以外の単語は本当に必要ないのでしょうか?

 

例えば、

・学校で「日記を書こう」という宿題が出た。

・マンガの英語版をよんでみたら、わからない所ばかり・・・。

なんてこともあると思います。

 

それに・・・

中学の教科書に出てくる単語だけで話せることは(意外と)限られます

英語で話せることを"自分の力"で増やすためには、辞書は必需品です。

 

 

2. 単語をどう発音していいかがわかる 

中学生の皆さんは、学校の英語の授業で教科書を音読しますよね。

これってすごく大事なことで…という話をすると本当に長くなるのですが、

 正確な発音で英語のフレーズが口をついて出ることの大切さはわかっていただけるのはないかと思います。

 

さて、では教科書を音読する上で・・・こんなことに困ったことはありませんか?

・この単語、どう発音するかわからない(忘れちゃった)

・でも、発音記号が読めない。。。

 

そう!多くの教科書では、どう発音するかを発音記号で書いています。

(発音記号とは↓↓↓↓)

eikaiwa.weblio.jp

 

ただ、中学生、特に1年生の段階だと、発音記号を読んで(見て)、正しく発音するのはなかなか難しいです。

 

詳しくは後で言いますが、辞書があれば、発音記号がわからなくても、正確な発音を調べることができます。

 

さてさて、結局どうしたらいいか。。。

 ここまで、「辞書を持つ問題点」というか「辞書持ってないとやばくない? の理由」をお話してきましたが、では中学生にはどんな辞書がいいか? という話をしていきましょう。

 

 

電子辞書

 まず、おススメしやすいのは電子辞書です。

  

 左が中学生モデル、右が高校生モデルです。将来を考えると高校生モデルを中学生のうちに買っておいてもいいのかな。。。

 

電子辞書のメリット

ひきやすい (文字を入力すれば候補が出てきますからね!)

発音が音声で聞ける

 というところでしょうか?

 

発音はネイティブスピーカーの声をまねるのが一番良いと思います。

音声が聞けるというのは本当に大きなメリットです。

 

電子辞書のデメリットとしては・・・

・価格が高い (本当にいろいろな辞書が入っているので実はコスパ自体は高いのですが)

・(ないことを信じたいが) 電子辞書禁止の中学校があるかも・・・。

くらいでしょうかねぇ。

 

・・・とここで話を終わらせてもいいのですが、ここでもう1つの選択肢を・・・。

 

中学生向けの(紙の)辞書

まずは下記のリンクをご覧ください。 

 このような辞書は書店でも見たことがあると思います。載っている単語はいわゆる普通の単語よりも少なめですが、中学生でも読みやすいように書かれているものです。

これらの辞書のメリットは、

発音が、カタカナ(やひらがな)で書いてある

ことです。

 

「発音は、発音記号で書いてないとダメだよ」

と思う人も多いと思います。

 

たしかにその通りです。しかし!

 

「なんて読むか忘れちゃった。。。」で英語の学習が止まるよりは、マシだと思いませんか?

 

英語が苦手な中学生にとっては、

まずは、「なんとか読めて」「なんとか書けて」「なんとか日本語にできる」ことが第一歩だと思います。

 

それを達成するためには、これらの中学生向け辞書が必要なのではと思います。

 

本当にたくさん種類があるのですが、私のおススメはコチラ↓です。

動詞なら、それぞれの活用形の発音がわかりやすく載っていますし、重要な語について、中学生に知ってほしいことがコンパクトに書かれています。

 

終わりに

いかがだったでしょうか? 辞書、ほしくなりましたか?

英語に限らず、道具にこだわるのは勉強にとって大事なことですよ!