冴島薫のブログ

塾講師です。

メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#15 / 部分否定 hardly scarcely

ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」

のバックナンバーをお届けします。

 

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■今日の問題

正しい英文になるように
カッコ内に適する語を
ア~エの中から選びなさい。


Cheap things are not (  ) economical.

ア hardly
イ scarcely
ウ always
エ neither

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■答え

ウ always


■解説

not alwaysで「いつも~というわけではない」
という意味です。
これを部分否定といいますね。


さて、今日はその他の選択肢について考えてみましょう。

まず、scarcelyとhardlyですが、
これらの意味は「ほぼno」です。

今回の場合は、notがすでにあります。
「not」と「ほぼno」が同時に存在すると
どうなってしまうでしょう?
うまく訳せませんよね。。。

もう1つの選択肢、neitherに関しても、
単語自体の中にnotが入っているイメージを
持ってください。
(neither → not + eitherというのは
どこかで聞いた人も多いと思います)

こう考えると、neitherも
答えとして適さないとわかります。
(まぁ、neitherに関してはそれ以前の問題が
ありますが。。。)


(訳:安いものがいつも経済的というわけではない)


■編集後記

副詞には「YesとNoの間」「YesとNoを強調」
を表すものがあります。

中学で習ったものでいうと
sometimes(時々)や、often(しばしば)などです。
高校だと
by no means(決して~ない)
がそれにあたるでしょうか。

これらの語は、
「notと同じ位置に来る」ことを覚えておきましょう!

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