メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#10 / 名詞節と副詞節 その2
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■今日の問題
正しい英文になるように
カッコ内に適する語を入れなさい。
I don't know when he ( ) tomorrow.
ア will come
イ come
ウ comes
エ will be come
■答え
ア will come
■解説
昨日の続きとして見てくれた人は
「未来形かな?」と判断してくれたと思います。
「名詞節」の場合は、未来のことはそのまま未来として書きます。
さて、昨日も書いたように
whenの場合、
「~する時」のカタマリを作る場合、副詞節
「いつ~するか」のカタマリを作る場合、名詞節になります。
これについてもう少し詳しく説明していきますね。
副詞節は「副詞のカタマリ」、
名詞節は「名詞のカタマリ」を作るというのは
どこかで聞いたことがあると思います。
ここでは、「名詞のカタマリ」について
見ていくことにしましょう。
「名詞のカタマリ」というとイメージしづらいかもしれませんが
ここでは「~ということ」のカタマリを作ることだと
思ってもらってOKです。
名詞とみなせる「物事」のカタマリを作るということです。
さて、
「~する時」と「いつ~するか」。
「~ということ」がうまくつけられるのはどちらでしょうか?
『~する時(ということ)』
『いつ~するか(ということ)』
分かりづらかった人は、もう少し具体的な文(節)にしてみましょうか。
『彼が来る時(ということ)』
『いつ彼が来るか(ということ)』
こうすると、下の「いつ~するか」という方が違和感のない形で
あることがわかります。
ですから「いつ~するか」の方が名詞節なんです。
昨日今日は、whenを使った文を扱いましたが
ifの文も同様に考えてみましょう。
「もし~ならば」
「~かどうか」
どちらが名詞節でしょうか?
…答えは自分で確かめてみてください。
(訳:私は明日彼がいつ来るか知らない。)
■編集後記
文法用語は無理して覚える必要はないと思いますが、
今回のように、理解を深めるために
その用語について「なぜそんな名がつけられているのか」
を考えることが必要になることもあります。
今回の内容が今一つ頭に入りづらかった方は
「名詞」とは何なのか、余裕のある方は
「副詞」とは何なのかをしっかり復習してみるといいですよ。
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