冴島薫のブログ

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メルマガバックナンバー「高校受験に塾はいらない! 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」#89 / 数学 カレンダーの問題

こんにちは。冴島薫です。

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ここではメルマガ「高校受験に塾はいらない! 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」

のバックナンバーをお届けします。

 

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■今日の問題(数学)

カレンダーのある州を見たら
火曜日、水曜日、木曜日の日付の数が
次のような関係になっていた。

「その週の火曜日と木曜日の数をかけたもの(積)が
水曜日の数の8倍より1小さい」

火曜日、水曜日、木曜日はそれぞれ何日か、求めなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■答え(考え方)

方程式を立てて、解いていきましょう。
求める数が複数ある時は、
そのうちの1つを文字で置きましょう。

何でもいいのですが、
「真ん中の数」を文字で置くと、
うまくいくことが多いです。

では、水曜日をx日としましょう。
すると、火曜日は(x-1)日
木曜日は(x+1)日と表すことができます。

「火曜日と木曜日の数をかけたもの」は
(x-1)(x+1)
「水曜日の数の8倍よりも1小さい」は
8x-1 と表すことができます。

これらが等しいので
(x-1)(x+1)=8x-1
という方程式を作ることができます。

これを解くと、(※ x^2はxの2乗)

(x-1)(x+1)=8x-1
x^2-1=8x-1
x^2-8x=0
x(x-8)=0
x=0, x=8

xは日にちです。ですから1≦x≦31となるので
x=0はこの問題の解には適さないとわかります。

よって、x=8 つまり
水曜日が8日であることがわかります。


(答) 火曜日7日、水曜日8日、木曜日9日


■編集後記

もちろん、
火曜日をx日、水曜日をy日、木曜日をz日としてもいいんです。

すると
xz=8y-1
x=y-1
z=y+1
というように式を立てることができます。
(あくまでも、一つの例です)

しかし、やはり文字が多いと計算が大変そうですね。
なるべく「文字は少なく」式を立てるのが
とても大事ですよ。

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