センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問4
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
****************************************
問4
We should make the changes to the document quickly as we are ( ) out of time.
① going
② running
③ spending
④ wasting
【答え】② running
【解説】
asのカタマリで、「書類の変更をすべき理由」 を表すことは何となくわかると思います。
それだけ見ると④のwastingも入りそうと思う人もいたかもしれませんが、
・「時間を無駄にしている → 早急に書類を変更すべき」というのは因果関係として正しいかどうかが怪しい。。。(ギリギリOKかな。。。)
・そもそも、「waste out of~」って表現はアリだっけ?
という所に、気づいてほしいです。
ここでは、run out of~で「~を使い果たす」として、「時間がない → 早急に書類の変更をすべき」とするのが良いですね。
(訳 : もう時間がないので、我々は早急に書類の変更をしなければならない)
****************************************
空欄の後ろのout ofというのが、問題を解く大きな足掛かりになります。
「何となく意味が通るからこれ!」と解く癖がついている人は、この手の問題に引っ掛かってしまいますよ。
****************************************
センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問3
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
****************************************
問3
After ( ) dropping the expensive glass vase, James decided not to touch any other objects in the store.
① almost
② at most
③ most
④ mostly
【答え】① almost
【解説】
この文、空欄が無くても
「高価なガラスの花瓶を落とした後、Jamesは店の他のものを触らないことを決めた」
となり、問題の無い文になることがわかります。
ここから、「空欄には副詞とか形容詞とかが入るんじゃないのかな?」とピンと来てほしい所です。
(…とここまで書いたものの、これだけでは選択肢が全く絞れませんね)
①のalmostを入れて、「もう少しで~する」と意味を付け加えると(付け加えても)正しい文になります。
(訳 : 危うく高価なガラスの花瓶を落としそうになった後、Jamesは店の他のものを触らないことを決めた)
****************************************
英語に自信がある人でも、迷ってしまった問題ではないでしょうか?
迷ってしまったら、落ち着いて1つ1つの選択肢を当てはめてみて、意味の通る文になるかを確かめてみましょう。
②~④は意味の通る文にならないことは、意外とすんなり判断できると思います。
****************************************
センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問2
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
****************************************
問2
If you are in a hurry, you should call Double Quick Taxi because they usually come in ( ) time.
① any
② few
③ no
④ some
【答え】③ no
【解説】
空欄以外を見ると、
・「急いでいる」ことを想定している
・Double Quick Taxiを呼ぶべき
とあり、空欄はDouble Quick Taxiを呼ぶべきである理由を表す記述の箇所にあることがわかります。
「すぐに」来てくれるからというのが理由であると想像できると思います。
それを意味するのが「in no time」です。
熟語として知っていれば、すんなり解けますが、もしそうでないとしても、「timeにあ足る部分が(ほとんど)なければ、"すぐに”になるのでは?」と考えて解くことも可能と言えば可能です。
(もちろん熟語として覚えておく方がずっと確実ですが。。。)
(訳 : もしあなたが急いでいるなら、たいていすぐに来てくれるので、Double Quick Taxiを呼ぶべきだ)
****************************************
問1に続いて熟語の問題でした。日々コツコツとやれたかどうかで出来がわかれる所ですね。。。
****************************************
センター試験 本試験 2019 英語 第2問A 問1
こんにちは、
ここでは、2019年(平成31年)1月に行われた
センター試験 本試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。
****************************************
問1
Casey was getting worried because the less going to the airport was clearly ( ) schedule.
① after
② behind
③ late
④ show
【答え】② behind
【解説】
前半を見ると、
+++++++++++++++++++++++++++++
「Caseyは心配していた」
↓ なぜなら
「空港に向かうバスが明らかに????していたから」
+++++++++++++++++++++++++++++
というつながりが見えます。
何となく「バスが遅れていたんだな」ということがわかりますね。
これを表すには、「behind schedule」として「スケジュール(予定)から遅れている」とする必要があります。
****************************************
熟語の知識についてきかれた問題でした。よく出てくる表現ですが、しっかり思い出せたでしょうか?
****************************************
あけましておめでとうございます。メルマガやめました。
こんにちは。冴島薫です。
突然ですが(と言ってもメルマガ読者にはお知らせしていましたが)、
今まで1年半ほど書いてきたメルマガをやめることにしました。
面白いもので、「やめる」宣言をしてから、メルマガの読者がまぁまぁの勢いで増えたんです。
お店の「閉店セール」みたいなものなのだろうか。。。(たぶん全然違う)
メルマガをやめる理由は
・やはり、部数が伸びない
・テキスト形式でお送りするのに無理がある(特に数学、理科)
というのがあります。
前者は、いろいろやってみたんですがなかなか力及ばず。
そもそも、今の高校生や中学生はメルマガという方式に馴染みがあるのか?
という疑問が、今更ながら出てきました。
後者は、例えば数式1つ書くのもできないということが、中学数学の範囲ですら多いんです。
2の2乗は「2^2」と書かざるを得ない。でもそれって、本当に見てほしい中学生に伝わるのだろうか? と常々思っていました。
これからは、twitterやこのブログを使って発信していきます。
メルマガは休刊扱いはしないでおきます。
万が一、読者が今の10倍くらいになったら復活もしようかな。
よろしくお願いします。
メルマガバックナンバー「高校受験に塾はいらない! 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」#100 / 数学 自然数の扱い方
こんにちは。冴島薫です。
http://studyforjoy.com/aboutme
ここではメルマガ「高校受験に塾はいらない! 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」
のバックナンバーをお届けします。
メールマガジンの登録はこちらから!
**********************************************************************************************
■今日の問題(数学)
等式 2x+y=10 を満たす、自然数x,yの組は全部で何組あるか
求めなさい。
■答え
4組
■解説
2x+y=10 をyについて解くと、
y=-2x+10 となります。
あとはyが自然数(一応言っておくと「正の整数」です)に
なるようなxの値を決めてあげればいいんです。
例えばxに1を代入してみたらどうなるでしょう?
y=(-2)×1+10
y=8
となり、yも自然数になりますね。
同様に
(x=2のとき)
y=(-2)×2+10
y=6
(x=3のとき)
y=(-2)×3+10
y=4
(x=4のとき)
y=(-2)×4+10
y=2
です。
ではx=5のときはどうでしょうか?
y=(-2)×5+10
y=0
となり、yは自然数ではなくなってしまいます。
(0は自然数ではありませんよ!)
では、次にx=6の時を考えると…とやりたい所ですが、
実は、その必要はありません。
xの値を1,2,3…と増やしていくと
yの値はどうなったでしょうか?
8,6,4,2…と減っていきましたね。
これは当然のことで
y=-2x+10のグラフを考えてみるとわかります。
1次関数、つまり直線のグラフで、傾きが負ですから
xの値が増えていくとyの値は減っていきます。
x=5のときy=0です。
xが6,7,8…と増えていくと
yは0からどんどん減っていくということです。
決して自然数になることはありません。
ですので、x,yの組は
(1,8)(2,6)(3,4)(2,2)
の4組になります。
**********************************************************************************************
メールマガジンの登録はこちらから!
メルマガバックナンバー「高校英文法で確実に合格する テキトー攻略法」#85 / 会話文の意外な落とし穴
こんにちは。冴島薫です。
http://studyforjoy.com/aboutme
ここではメルマガ「高校英文法で確実に合格するテキトー攻略法」
のバックナンバーをお届けします。
メールマガジンの登録はこちらから!
**********************************************************************************************
■今日の問題
次のカッコの中に入る語として適するものを
次のア~エの中から選びなさい。
It will not be long ( ) we meet again.
ア when
イ before
ウ after
エ since
■答え
イ before
■解説
昨日に引き続き、空欄に語を入れたらどうなるかを
確かめていきましょう。
まず、カッコの前の
It will not be long ですが、
「長くはならないだろう」 という意味です。
では「何が長くならないだろう」なのでしょう?
まず、アのwhenを入れてみると、
「私たちがまた会った時」が長くならないとなります。
でも、「~する時」というのは、ある期間を示すのではなく
ある瞬間を指す言葉ですよね。
それが「長い」というのは、意味が通りません。
ウのafterはどうでしょう
「私たちがまた会った後」が長くならないとなりますが
「私たちがまた会った後」は
会った1時間後なら1時間、会った2時間後なら2時間と
無限に時間が増えてしまうものです。
「長くない」というのはあり得ないこともわかります。
これは、エのsince(~以来)も同じことが言えます。
というわけで、答えはイのbeforeとなります。
「私たちがまた会う前」が長くならない、つまり、
すぐに私たちがまた会うという意味になります。
(訳:すぐに、私たちはまた会うだろう。)
■編集後記
この問題、
It will not be long before~ が
「すぐに~するだろう」という熟語だと知っていると
難なく解けるのですが、
解説のような考え方で一度解いておくと
次に同じような問題に出会ったときに
忘れにくくなります。
**********************************************************************************************
メールマガジンの登録はこちらから!