メルマガバックナンバー「高校受験に塾はいらない! 中学の成績を2.9倍伸ばす問題集」#17 / 地理 時差
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■今日の問題(社会)
次の文の( a ),( b )に入る語の組み合わせとして
正しいものを、ア~エの中から選びなさい。
日本の標準時子午線は、兵庫県明石市を通る( a )の経線であり、
日本とロンドンとの時差は( b )時間である
ア a 東経135° b 10
イ a 東経135° b 9
ウ a 西経135° b 10
エ a 西経135° b 9
■答え
イ a 東経135° b 9
■解説
時差の問題はいろいろなパターンで出てきますが、
その基本となる問題です。
日本の標準時子午線は「東経135°」です。
これは覚えてしまえばそれでおしまいなわけですが、
これを機に地球儀で
東経で表す地域と、西経で表す地域を確かめておきましょう。
西経で表す地域は
ロンドンより西のヨーロッパや、アフリカの一部
南北アメリカ大陸です。
意外と限られているんですね。
一方で、東経は
アジアやロンドンより西のヨーロッパ、
オセアニア大陸などがあります。
多くの大陸を統計で表すことがわかります。
このように一度確認しておくと間違いにくくなります。
(参考URL:https://goo.gl/i6fyYA)
さて、ロンドンという都市名が何回か出てきました。
東経と西経の境目に当たる「本初子午線」があるのが
このロンドンなのです。
日本は、ロンドンから東におよそ135°移動したところに
あるので「東経135°」と表せるんですね。
では、時差は何時間あるのでしょうか。
時差というのは「地球を(西方向に)1周したら1日遅れる」
というのが基本的な考えです。
(もちろんそのままだとつじつまが合わなくなるので
「日付変更線」で1日時が進んだり遅れたりするわけです)
「地球を1周したら1日遅れる」ということは
「経度が360°ずれたら24時間分遅れる」ということです。
では何度ずれたら1時間遅れることになるでしょう。
「360÷24 = 15°」ですよね。
経度が15°ずれると1時間時差があるということになります。
ロンドンは0°の位置にあると見ることができます。
そして日本は東経135°。
135°ずれているというわけですね。
「経度が15°ずれると1時間時差」ですから
135÷15 = 9 で
ロンドンと日本との間には、9時間時差があるとわかります。
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