【干支と西暦】日本史(歴史)の学習に(ちょっとだけ)役立つ、干支(十干十二支)⇔西暦の変換法!(前編)
こんにちは。冴島薫です。
日本史を学習していると、壬申の乱、己酉約条、戊辰戦争… などの用語に出会います。
これらの共通点は何でしょうか?
そう、干支が使われている用語なんです。
「干支って、ネズミ年とかウシ年とかでしょ?」と思う人も多いと思いますが、
正確に言うと、違います。
子・丑・寅・卯・辰・巳
午・未・申・酉・戌・亥
これらは、十二支と呼ばれるもので、
「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」
と覚えている人も多いと思います。
年賀状には、それぞれの十二支をイメージする動物を書きますよね。
それぞれに
「シ・チュウ・イン・ウ・シン・シ・ゴ・ビ・シン・ユウ・ジュツ・ガイ」
という読み方もあることも、押さえておきましょう。それぞれの漢字の音読みを知っていれば覚えやすいですね。
(後で役に立ちます)
さて、これが十二支だとするならば、干支とは何でしょうか?
その前に、十干(じっかん)についてお話しておきましょう。
甲・乙・丙・丁・戊
己・庚・辛・壬・癸
というものです。
「どこかで聞いたことがある」という人とそうでない人がいると思います。日常生活であまり目にしないですしね。。。
十二支が12年で1周するように、十干は10年で1周します。
こちらは、
「コウ・イツ・ヘイ・テイ・ボ・キ・コウ・シン・ジン・キ」
という読み方を覚えておきましょう。
乙と己の区別はしっかりとつけておきましょうね。
さて、干支とは何か?
簡単に言うと、「十干と十二支を組み合わせたもの」です。
例えば、2018年(この記事を書いている年です)は
・十干は戊
・十二支は戌
なので、干支は戊戌となります。
「ちょっと待って、どうやって戊戌ってわかるの?」と思ったあなた!
これは簡単な計算で導き出すことができます。
続きは中編で!