【高校入試】2018年 静岡県立高校入試 数学 大問1(3) ~二次方程式~
2018年 静岡県立高校入試の数学。
大問1(3)、二次方程式です。
二次方程式は、色々な解き方がありますが、これだけは覚えておいてほしいということがあります。
それは、「=0」の形にして考えるということです。
もちろん、それをしなくても解ける問題もあります。
(例えば、など)
しかし、2次方程式を解く上で途中で止まってしまう人は、「=0」の形にしないまま考えてしまっていることが多いんです。
仮に、 を としてしまっても、「あれ?何か違うな?」と気づけるものなのですが、今回の問題のような形で「=0」にすることに気づけないとそこで止まってしまいます。
では、やっていきましょう。まずは「=0」の形にします。
← 左辺を展開してカッコを外します
← 右辺の項を移行します。(=0が出てきましたね!)
← 左辺の同類項をまとめて整理します。
ここから何ができるでしょう?そう因数分解ですね!
(答)
いいですか、「=0」の形は大事ですよ!
(別解)
この形になって、「あれ因数分解できなくない?」と思う人もいるかもしれませんね。
確かに「足して-1、掛けて-56」になる2つの数が見つかればいいのですが、なかなか見つけられないことも十分あり得ますよね。
こういう時、つまり因数分解ができない時は、無理せず解の公式を使いましょう。
たしかに計算は大変ですが、確実に解が求められます。
(答)
結局答えは、ルートが無い形になります。
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入試では、文章題の式を立てると2次方程式になることが多いです。しっかり解けるようにしていきましょう。