冴島薫のブログ

塾講師です。

センター試験 追試験 2018 英語 第2問A 問8

こんにちは、

ここでは、2018年(平成30年)1月に行われた

センター試験 追試験の英語、 第2問Aの文法問題の解説をしていきます。

 

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問8

 The snowstorm (  A  ) the transportation services (  B  ) for two hours this morning.

 

① A : caused  B : be delayed

② A : caused  B : to be delayed

③ A : stopped B : be delayed

④ A : stopped    B : to be delayed

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【答え】② A : caused  B : to be delayed

 

【解説】

 色々な問題の見方があると思いますが、今回は

cause A to B ▶ AがBの原因となる

という用法があるのに気づくとスンナリ解けると思います。

 このような考え方で解くのが、最も早く確実なんですが…。もう少し別の見方をしてみましょう。

 

 まず、Bの空欄について考えてみます。

 「toが入るかどうか」ですが、仮に入らない、つまりbe delayedが入るとなるとどのような形をとるでしょうか。

 例えば、demand、suggestのあとのthat節が原形をとるなどの形、または使役などの形で、be delayedが出てくるかもしれませんが、今回はそれにあたらなさそうです。

 

 さて、次にAについて考えてみます。

 もしここにstopが入ると、どのような意味になるでしょうか?

 stopと不定詞、つまりstop to~ というと「~するために立ち止まる」という訳が頭に浮かぶでしょうか? 「不定詞と動名詞」について学習した時にでてきましたね。

 それを踏まえて訳そうとしても…うまくいかないのではないでしょうか?

 と考えると、自ずとAには caused が入るのではないでしょうか。

 

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 文法の問題を解く上で、「空欄に語を入れたらどういう意味になるか」を考えるのはとても大事です。もしそれで適切な訳ができなかったら、空欄に入れるものが誤っているということになります。

 

 これは英語に限らず、他の許可でも大事ですね。

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